東戸塚こども発達クリニック(横浜市・神奈川県)は発達・知的・学習障害・自閉症・注意欠陥・多動性・アスペルガー症候群専門クリニックです

〒244-0805 横浜市戸塚区川上町88-18 第8笠原ビル2階 院長 小澤武司
TOP 診療案内 院内紹介 アクセス リンク
診療をご希望の方へ
初めてのご利用の方
保険診療・自費診療
個人情報の取扱い
診療案内
診療のご案内
保護者向け勉強会
クリニック紹介
ごあいさつ
スタッフ紹介
院内紹介
Q&A
ご利用に関する質問
診療内容に関する質問
発達について質問
診療・予約受付時間
発達障害について質問
発達障害とはどんなものなのか教えてください。
発達障害とはこどもが成長していく過程で身につけていく能力が同年齢のこどもに比較して劣るために、何らかの不適応、いわゆる差し障りがあることと定義されます。こどもの年齢が幼いと遅れていても特に困らないということがあります。しかしこどもの場合はこのまま大きくなったら不適応が生じるかを予測して判断することが必要です。発達の遅れは大きく運動機能と精神機能の遅れに分かれます。運動の遅れは首がしっかりすることやおすわり、一人歩きの時期をみて気づかれることが多いのですが、こうした症状に加えて診察による神経所見を診ることによって診断されます。精神発達の遅れはこどもの身体所見や血液検査、脳波などの医学的な検査ではなく、発達検査や人や物へのかかわり方や興味の向け方といった行動を分析することによって診断されます。しかし現在はさらに単なる遅れだけではない発達のバランスの悪さ、発達の不均一さから不適応を起こしているものが多いことがわかってきました。2004年に施行された発達障害支援法で定義されている“発達障害”はこうした発達に偏りがある「自閉症」、「注意欠陥/多動性障害(ADHD)」、「学習障害」などを指します。これらは、知的障害を併せもつ場合もあれば、知能には全く問題のない場合もあります。

自閉症(広汎性発達障害)
相互的な社会関係の質的な異常とコミュニケーションにおける質的異常、および限局した常同的で反復的な行動や関心によって特徴づけられる一群の障害です。わかりやすく言えば対人関係や社会性の障害です。こどもだと言葉の遅れ、しゃべるけど会話が成立しない、友達と遊べない、集団活動に参加できない等で気付かれることが多いようです。これらを総称して広汎性発達障害もしくは自閉症スペクトラム障害と呼ばれます。

アスペルガー症候群
広汎性発達障害の一種で、言葉の遅れがない、もしくはあっても軽微な遅れのお子さんを総称してこう呼びます。基本的には自閉症と同じ特性を持っていますが、言語能力が高いため、障害があるとは思われず周りから誤解を受けやすいことが多いため、注意が必要です。

注意欠陥/多動性障害
この一群は早期の発症、著しい不注意と多動、衝動性を主徴とし、このような行動特徴が様々な状況でも、いつまでも持続していることによって特徴づけられます。ただしこどもの多動は他の発達障害や神経疾患との鑑別が必要です。

学習障害
医学的には学習能力の特異的発達障害ひとつとして位置づけられ、全般的な知的発達には遅れがないが読字、書字、算数などの技能の正常な習得パターンが発達早期から損なわれる障害です。教育においては、読む、書く、計算する以外に話す、推論する能力についても含まれており、診断の混乱を起こしています。また広汎性発達障害や注意欠陥多動性障害に学習障害を合併することもあり注意が必要です。
よく知的なおくれ(知的障害)ということばを聞きますが精神発達障害のことなのでしょうか。今は遅れていても追いつくのではと思いたいのですが。
20世紀初頭に知能検査が作られ、知的な遅れについて評価できるようになりました。それから長い間、精神発達障害は主として知的障害を指していました。つまり全般的な知的な遅れの程度で障害を捉えていました。発達には個人差があります。今遅れていてもいずれ追いつくのではと期待するのは親の気持ちとして当然のことだと思います。発達に遅れがあるという判断は、あくまでもその時点での判断です。大切なことはその一点のみの判断ではなくどのくらいの速さで発達しているのか、こどもの発達をきちんと追って確認していくことです。しかし全般的な遅れだけでなくバランスの問題もありますから気になるときは専門家に相談されるのが良いと思います。
こどもに遅れがあると気づいたときに大切なことは何ですか。
一番大切なことはこどものことを知ることです。自分の子がどんなことが得意で、どんなことが苦手なのかを知ることです。何かしなくてはと焦ったり、巷に溢れる情報に振り回されず、じっくりと自分の子どもにあたたかい眼差しを向けることが大切です。その子の特徴や発達のレベルを知ることによって、どんな関わり方をしたらいいのか、どんな環境を作ってあげたら良いのかを考えることができます。難しさもありますが、我々をはじめ一緒に考えていくスタッフがいますから、安心して相談していただければと思います。
こどもの発達については心配なのですが、診断されると思うと何かレッテルを貼られるようで怖いのですが。
評価と診断は密接な関係にあり、原則的に評価をすれば診断をつけることになりますが、診断をあえて希望されない方は育児相談として、相談に応じていきます。診断をつけることが目的ではありません。大切なのはお子さんの状態について知ることで、それに合わせた対応をしていくことです。その子らしい成長を見守ることができることが目標です。
発達障害は何歳になったら診断ができますか。またどのくらい通ったら診断できますか。
何歳になったら診断できるかは発達障害の種類と程度によります。比較的早期に診断できる場合もあれば、学齢期にならないと診断できない場合もあります。また診断のための経過観察の時間も様々です。こどもは成長することが前提ですので、成長によって状態が大きく変わることもあります。かと言っていつまでも様子を見ましょうと言っていても支援の機会を逸してしまいます。したがってできるだけ早い時期に暫定的でも診断をしていくこととしています。それからも評価をしながら支援をしていきますので、成長によっては診断名は見直していきます。初診時に評価のプランを個々にお伝えしていきます。
ことばが遅れています。原因として考えられることは何ですか。
ことばの発達には発語だけではなく、ことばの理解ややりとり(コミュニケーション、会話)の発達があります。発語に目が向きやすいのですが、発語は個人差も大きく、むしろ理解面に注目する必要があります。また言葉だけでなく全体的な発達にも気を配る必要があります。ことばが遅れる原因には

1 音の聞こえが悪い場合
2 知的な遅れがある場合
3 コミュニケーションの障害がある場合(この代表的なものが自閉症です)
4 言語のみの遅れがある場合

が考えられます。これらの原因によって対応も変わってきますので、正確な評価が必要です。
児童相談所ではアスペルガー症候群と診断され、他の医療機関では広汎性発達障害と言われました。またあるクリニックでは高機能自閉症と言われ、いったい何なのか分からなくなりました。どうなっているのでしょうか。
こうした混乱は高機能の広汎性発達障害のお子さんによく見られる現象です。そもそもこれらは同じ特徴を持っているため、カテゴリー分けをすることにあまり大きな意味はありません。程度の差により診断が変わるのですが、どこで線引きをするかによって名前が変わってしまうのです。要はそれぞれのお子さんの特徴を理解していればいいわけです。
こどもが学校に行けなくなってしまいました。発達障害なのでしょうか。
不登校の原因として発達障害が関与することはあります。しかし不登校すべてがそれと関連するわけではありません。まずはお子さんのつらい気持ちを聞いてあげること、子どもの特徴を理解してあげることが大切です。その過程で、発達上の問題があれば、その点に配慮することで改善が期待できます。発達障害の診断にはお子さんの現在の状態だけではなく、幼児期の発達歴なども重要です。
4歳の男の子ですが落ち着きがなく幼稚園でもよく立ち歩いてしまいます。いわゆる多動症でしょうか。
多動症(注意欠陥/多動性障害)は不注意、多動、衝動性を主徴とした障害です。落ち着きがないこどもを見ると多動症ではと考えがちですが、広汎性発達障害に多動を伴うことは珍しくありません。また落ち着きがないと一口に言っても、訳が分からず多動になっているのか、わかっていても多動になってしまうかは意味が違ってきます。行動には理由があります。こどもの感じ方や受け取り方、考え方を理解するとどうしてあげればうまくいくのか見えてきます。神経の病気から多動になることもありますので、行動面を評価するだけでなく、神経所見や検査が必要なこともあります。
保健所で障害があるといわれました。どう育てていったらいいのかわかりません。
お子さんに障害がある、障害が疑われると聞いた時、だれでも大きなショックを受けられると思います。しかし一口に障害といっても重いものから軽いものまで幅広く存在します。またこどもの場合は成長により状態は変化いたしますので、今の状態のままで続くわけではありません。発達障害であっても大人になって社会で自立して暮らしている場合も珍しくありません。まず落ち着いてお子さんの状況を整理してみましょう。心配なことがあるにしても笑顔で生活ができているなら、お母さんの対応がそれほど的外れではないと思いますので安心してください。お子さんの評価をして、これからのことを相談していけばいいと思います。基本はお子さんの発達のレベルや特徴に合わせてあげるということです。当クリニックではお子さんの発達の特徴を知るお手伝いをさせていただいています。お子さんの状態が不安定な方は早めのご相談をお勧めします。
こどもはほめて育てましょうとよく言われますが、いつも叱ってしまいます。どうしたらいいでしょうか。
私も含めてですが、療育者はよくこの様な事を言います。しかし親がこどもを全く叱らないで育て上げることは至難の技でしょう。でもこれから話すことをよく考えてみてください。まずこの言葉の真の意味は何でしょうか。ほめてもうまくいきませんということもよく聞きます。つまりほめる、叱るというのはあくまで手段であって、その目的は他にあるからなのです。端的に言うとその目的とは自己有能感、自信を高めること、セルフ・エスティーム(自分の存在を大切に思う心)を育てることにあります。こどもの頃にこれが育っていないと、がんばることも、他人を大切にすることもできなくなります。ほめるということはこの自己有能感を上げ、叱ることは低下させることにつながります。ただし、叱ることにより理解が進んだり、奮起することもありますので、必ずしも悪いわけではないのです。要はバランスの問題とこどもの受け止め方の問題だと思います。叱られてばかりだと誰だって自信をなくしますよね。また叱られていることがどこがいけなかったのか理解できないのに叱っても、叱られたというネガティブな感情しか残らないのです。さらに発達上の特徴により、その方法に多少の工夫が必要なことがあります。それがうまくいかないと先に話したようにほめているのにうまくいかないということになります。つまりほめるにしても叱るにしてもこどもの特性に合わせてすることが必要ということです。分からないことを叱られても効果がないということです。この点についても当クリニックではお子さんのレベルに合わせてどうしたらいいのかを相談することができます。
一生懸命育てているのに、うまくいきません。他のお母さんは楽しそうに育てているのに私が悪いのでしょうか。
うまくいかないと自分が悪いのではないかと自責の念に苦しんだり、周りから「お前の育て方が悪い」と非難されたりすることがあります。苦しんでいるお母さんほどまじめで、他の親御さん以上に努力されていることが多いです。私もお子さんの治療をしていてうまくいかないで焦ることがあります。その時はもう一度スタートラインに戻るようにしています。つまりお子さんのアセスメント(評価)に戻ります。うまくいかないことの原因はいわゆる診立て違いのことが多いのです。お母さんもお子さんのことをこうだと決めつけていないでしょうか。こどもの発達はそれぞれです。早い子も遅い子も、偏っている子も様々です。標準的な対応を押し付けるほどうまくいかない場合は、その子に合った対応をすることで見違えるほどうまくいくことがあります。お子さんの特徴を知ることが大切なのです。我々はそのお手伝いをすることができます。何なりとご相談ください。
こどもが言うことを聞きません。障害のせいでしょうか。
まず大人が一方的に自分の都合で、こうでなければとか、自分の言うことを聞かそうと考えていないでしょうか。大人の言うことをよく聞きことがこどもの成長の目標ではありません。自分で考えて行動できる子にすることです。しかしついついこどもは親の言うことを聞いてくれると助かるものですから、親の言うことを聞く子がいい子で聞かない子は悪いこと思ってしまいがちです。まずその認識から改めてください。その後でこどもに適切な行動を自ら選択していくことを教えるにはどうしたらいいか相談に乗ります。
以前、自閉症と診断されて通園施設に通っていましたが、今はどこにもかかっていません。やはりどこかにかかったほうがいいのでしょうか。
幼児期に診断され通園などで学ばれた方は、その後は学校の先生とうまく連携しながら医療機関にもかからずやれていることがよくあります。したがって必ずしも医療機関にかかっていなければならないものではありません。しかしうまくいっているのかモニターするのが難しい場合もありますし、うまくいっていないのに気付かず、思春期に至るまでにはかなりこじれてしまっていることもよくありますので、今はうまくいっていると思っていても定期的なフォローアップはお勧めをいたします。またお子さんが大きくなってくると親にはなかなか本音をしゃべらないということもあったりしますので、臨床心理士によるカウンセリングが有効な場合もあります。
他の親御さんの話を聞きたいのですが。
直接、他の親御さんを紹介することは個人情報のこともあり難しいですが、発達障害の親の会や地域訓練会等は紹介することができます。院長の私自身が自閉症の親の会の一員であり、現在は発達障害の親の会のネットワークもございますので、親の会の情報についても当クリニックから発信していきたいと思っています。
また当クリニックでは「療育ワークショップ」というものを企画しています。少人数の保護者のグループワークで、講義を聞いたり、同じ立場の親同士でお互いに不安や悩み事を話をしたりする機会にもなります。関心のある方は受付でお問い合わせください。
TOP初めてのご利用の方ごあいさつスタッフ紹介院内紹介診療のご案内
保険診療・自費診療ご利用に関する質問診療内容に関する質問発達障害について質問アクセスリンク
Copyright (C) Higashitotuka Child Developmental Clinic All Rights Reserved.